住宅ローンが残っている!不動産売却時の税金や受けられる特例について解説します【更新】 | 帯広市の不動産売買・売却のことならセンチュリー21ネクストワン
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住宅ローンが残っている!不動産売却時の税金や受けられる特例について解説します
まだ住宅ローンが残っているものの不動産を売却するということもあるでしょう。
その際の税金についてどうなるのか分からない方もいらっしゃると思います。
この記事では不動産売却時の税金や受けられる特例について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□住宅ローンがある不動産を売却した場合の税金について
結論から言うと、不動産を売却した際の税金については住宅ローンが残っていても変わりません。
ただし、住宅ローンが残っている場合に不動産を売却する際は、住宅ローンを完済する必要があります。
一般的には、不動産を売却して得た利益で住宅ローンの返済に充てると思いますが、住宅ローンが売却価格を超える場合は注意が必要です。
この状態で不動産を売却する場合、住宅ローンを返済するために売却価格との差額分を捻出する必要があるため、住宅ローンの残高を確認しておくことが大切です。
住宅ローンがまだ残っている場合で不動産を売却しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
□オーバーローンで使える税金特例について
ここではオーバーローンで使える税金特例についてご紹介します。
不動産をオーバーローンで売却する場合、「居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」が利用できる場合があります。
これは「譲渡損失の売却特例」とも言われます。
この特例は、給与所得などの他からの所得からオーバーローンの額を控除し、会社から天引きされていた源泉徴収税額を取り戻せるものです。
具体的な例を挙げると、元々の給与所得が1000万円だったとして、オーバーローン額が100万円だとします。
1000万円から100万円を控除した900万円がその年の所得となりますが、会社はその1000万円の所得額から税金を給与天引きします。
本来の所得額は900万円ですから、1000万円を前提とした税金だと払いすぎることになるので、その分の税金を取り戻せるのがこの特例です。
オーバーローンである場合は、この税金特例を利用すると良いでしょう。
利用の際は、条件などもよく確認しておくようにしてください。
□まとめ
住宅ローンがある不動産を売却した場合の税金やオーバーローンで使える税金特例についてご紹介しました。
複雑な事柄ですが、きちんと理解しておくことで不動産をお得に売却できるでしょう。
不動産の売却をお考えの方はぜひお役立てください。
また、何かご不明な点等がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。